ハイドロテクトタイルについて

ハイドロテクトタイルについて

ハイドロテクトタイルの特徴

ハイドロテクトタイルのここが良い!1.空気浄化効果

光触媒の酸化⼒で、排気ガスで汚染された空気をキレイに

人体に悪影響を及ぼす大気中の有害物質を、クリ ーンエネルギ ーである太陽光を利用して、光触媒作用により発生する活性酸素で分解し浄化します。

ハイドロテクトタイルを用いた建物を建てるということは、都会に木を植えるということ

植物には、空気を浄化する働きがあり、NOxという大気汚染物質も吸収、除去します。そんな植物に負けないぐらい、 「ハイドロテクト」も、建物の外壁でNOxを除去。
その能力は、ハイドロテクトタイル1,000㎡で、ポプラ約70本分に相当します。

参考:住宅1棟の場合、タイルを張られた外壁を200n1とすると、ポプラ14本分に相当します。(TOTO(株)実験値)

TOTO(株)による実験値に基づく試算。2007年1月現在、ビル外装用として採用された実績です。

浄化のメカニズム

  • NOxは光化学スモッグ、酸性雨などの大気汚染を引き起こす有害物質。
    (NOx: 一酸化窒素【NO】、二酸化窒素【NO2】などの空素酸化物)

  • 大気中のNOxがハイドロテクト タイルの表面に吸着。

  • ハイドロテクトタイルの表面に太陽の光が当たることで、NOxを酸化しNO3-(硝酸イオン)として外壁に固定化。

  • 固定化されたNO3-(硝酸イオン)は降雨などによりH2Oと結びつきHNO3(硝酸)となり洗い流されます。

  • 生成されるHNO3(硝酸)は極めて微呈であり、士壌中では植物の肥料になります。

ハイドロテクトタイルのここが良い!2.セルフクリーニング効果

光触媒の働きにより、汚れがつきにくく落ちやすい

光や雨の力で建物をいつもキレイに保つので、美しさが長持ちするうえにメンテナンスも少なくてすむ、経済的なタイルです。
また、メンテナンスに伴う洗剤や水を削減できるので、環境保全にも貢献します。

セルフクリーニング効果を実験

タイル面に汚れをつけて、雨を想定して水を流してみました。

ハイドロテクトタイル

通常のタイル

※TOTO(株)による試験結果であり、条件により効果が異なる場合があります。

セルフクリーニングのしくみ

親水基による水膜が静電気によるちり・ホコリの吸着を抑えます。

活性酸素が、表面についた 汚れを分解。付着力を弱めます。

雨水が汚れの下に入り込み、 汚れを浮かせて洗い流します。

内装⽤ハイドロテクトタイルの特徴

内装⽤ハイドロテクトタイルは「抗 」「抗ウイルス」「防 」の各機能を有しています。
ハイドロテクトは、光触媒を利⽤し、光や⽔の⼒で地球も暮らしもきれいにするTOTOの環境浄化技術です。

抗菌
抗ウイルス
光触媒を利⽤した「ハイドロテクト」がタイル表⾯に付いた やウイルスを抑制。
使う⽅はもちろん、管理する⽅にも安⼼‧快適な空間を提供します。

メカニズム

光の当たる場所
(窓からの光、蛍光灯など)

光触媒作⽤によりタイル表⾯に活性酸素が発⽣。
抗菌‧抗ウイルス⾦属とともに、有害なウイルスや、 ニオイ‧汚れなどの原因である菌を抑制します。

光の当たらない場所
(暗時、LED照明など)

TOTO㈱独⾃の抗菌‧抗ウイルス⾦属が働き、ウイル スや菌を抑制します。

※本商品は、医薬品や医療機器などの医療を⽬的としたものではありません。また、本商品は表⾯に付着したウイルスを抑制するものであり、感染予防を保証するものではあ りません。

実験データ

菌やウイルスを99 以上減少。光のない場所でも優れた効果を発揮。

【抗菌効果∕⼤腸菌残数の⽐較】 (TOTO㈱試験)

24時間後には1,000万個近くまで増えてしまう菌※1が、明所、暗所いずれも10個未満にまで減少。JIS基準値※2を⼤幅に上回る、⾼い抗菌効果を発揮。

※1 暗所で24時間後の菌数。※2無加工時の4時間後、24時間後それぞれの残菌 数を1/100(99%)以下に減少させた値。※3 JIS R 1702に準拠、昼間の窓際 (紫外線強度0.25mW/cm2)での評価。※4 JIS Z 2801に準拠して評価。
※TOTO㈱試験結果であり、条件により効果が異なる場合があります。

【抗ウイルス効果∕バクテリオファージ感染価⽐較】 (TOTO㈱試験)

抗ウイルス効果∕バクテリオファージ感染価を、明所では4時間で99.99%以上減少、暗所では4時間で99%以上減少させます。※5

※5 当データは下記(※6)での試験結果であり、実環境での観戦予防を保証す るものではありません。実際の効果は、使用条件や使用方法により異なりま す。※6バクテリオファージQβを使用。・試験方法:JISR1706に準拠。‧昼間 の窓際(紫外線強度0.25mW/cm2)での評価。※7 バクテリオファージ感染価の 指標。※TOTO㈱試験結果であり、条件により効果が異なる場合があります。

防臭「ハイドロテクト」の抗菌効果により、ニオイの原因となる菌の発⽣を抑制。
さまざまな⽅が使うパブリック空間を、より快適にするお⼿伝いをします。

発⽣
メカニズム

飛び散った尿をそのままにすると、雑菌が繁殖しま す。尿中の尿素を雑菌が分解することでアンモニアが 発生し濃度が上がり、いやなニオイとなります。ま た、発生したアンモニアと尿中のカルシウムによって 尿石が発生し、黄ばみ汚れの原因となります。

実験
データ

ハイドロテクトの抗菌効果で、ニオイの原因である「アンモニア」の発⽣を抑制。

【防臭性能比較試験

(TOTO㈱試験)

試驗方法

菌液と模擬尿を滴下した試験体をそれぞれ別々の
密閉容器に設置し、24時間後のアンモニア濃度を測定。
※2016年度日本建築学会大会発表資料。
※TOTO㈱試験結果であり、条件により効果が異なる場合があります。