営業部
(2013年入社)
F.H.
岐阜県内大学の工学部を卒業後、2013年ニッタイ工業へ新卒採用で入社。
技術部技術課へ配属されたFさんの経歴を教えてもらいました。
岐阜県内大学の工学部を卒業後、2013年ニッタイ工業へ新卒採用で入社。
技術部技術課へ配属されたFさんの経歴を教えてもらいました。
- 2013年
入社
製造部 富貴工場へ配属 - 2014年
技術部 技術課へ配属 - 2021年
主任へ昇格 - 2024年
現在
自分の性格に合った会社を選んだ
生まれ育ちが愛知県、岐阜県の大学へ自宅から通っていたため、就職も愛知県内の企業に絞って企業を探していました。理系出身なので技術職であること、そして規模が大きい会社は性格上呑まれてしまうだろう、と思い辿りついたのが、ニッタイ工業でした。大学では、有機化学を専攻していましたが、タイルはどちらかというと無機化学。だけど、考え方はそこまで変わらないだろうと思い入社を決めました。
製造研修を経て、技術課へ
入社して1年目は、工場実習として各工程の流れを勉強しました。ちょうど夏に焼成の工程で実習することとなり、トンネル窯が特に熱く大変でした。そんな環境に勤める製造課の方々には頭が上がりません。技術課へ配属されてからは、製品の試作を担当。営業社員より依頼を受けて、特注品の試作を行うことが主な仕事でした。複数回に渡り試作を重ね、ああでもこうでもないと営業社員とやり取りを交わします。そして受注に至り、実際に完成した建物を見たときには充実感がありました。
自然の素材を工業製品に仕上げる
タイルの原料は土です。自然の素材なので、同じものを使っていても個体差が大きく、毎回同じものを作ることは、とても難しいです。そうはいっても、タイルは工業製品。求められる精度、特に指定の色を出すために妥協は許されません。学生時代に経験した実験のように、辛抱強くPDCAを回していくことで、ゴールへ確実に近づいていきます。あとは自分一人で悩みすぎることはやめて、周りの人に意見を聞くと、案外あっさり解決することもあります。そういった助言ができるのは、上司やベテラン社員の経験値が豊富だからだと思います。
焼き色のさらなる探求へ
毎日、原料の調合の違いで焼き色がどう変わるかを試験しています。狙った色を最短距離で出すためには、やはり豊富な経験が必要です。そういった経験をデータとして蓄積することが会社の財産となり、製品の品質及び特別注文物件に対しても最短納期で応えられるようになります。その結果、会社の売り上げに貢献できるようになります。また、会社としては、設備や働く環境にまだまだ改善点が見られます。一つ一つを見直して、効率化を図るべきだと思います。部の内外で堅苦しい雰囲気はないので、意見交換を積極的に交わし、会社とともに成長できればと思います。
1日のスケジュール例
8:00 | 原料の調合試験の結果確認と午後の試験計画
前日に焼成したテストピースの色を確認。結果を見て午後の作製計画を立てる |
10:00 | 原料メーカーや自社工場との打ち合わせ |
12:00 | 昼食 事務所にて |
13:00 | 原料調合試験のテストピース作製、乾燥機にかける |
16:50 | 乾燥したテストピースを電気窯に入れ、焼成の予約をする |
17:00 | 帰宅 (テストピースの焼成は一晩かけて自動で行われる) |
一問一答
学生時代にやってよかったこと
スポーツ・趣味など、広く浅くでも多く経験したこと
学生時代にやればよかったこと
電話応対の経験 業務で使用することも多いので入社当初は戸惑った
入社前に年齢の近い社員の声を聴く機会が多くあればよいと思った
お気に入りの仕事道具
学生時代から使っている関数電卓
入社後うれしかったこと
工場で現場実習をするときに作業標準書を作成したこと
どんな仲間が増えたらうれしいですか
デザインや美術が好きな人
デザイナーなどのように専門職まで極めなくても働ける環境だと思う
仕事のオンオフはとれていますか
他の企業で勤める友人に比べ残業は少ないので、とれているかと思う
最後にニッタイ工業のPRを!
自分の意見や提案を出しやすい会社だと思います!