タイルの品質について
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屋内床
メンテナンス⽅法
- 砂やほこりの汚れは掃除機やほうきなどで除去してください。
- ⽔を掛け、たわしやデッキブラシなどでこすり洗いをしてください。
- 落ちづらい汚れは中性洗剤を⽔に薄め、たわしやデッキブラシなどでこすり落としてください。
注意事項
- 洗浄後は汚染⽔をきれいに拭き取ってください。放置した場合、再汚染の原因となります。
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居室床
メンテナンス⽅法
- ほこりの汚れは掃除機やほうきなどで除去、または雑⼱などで拭き掃除をしてください。
- 落ちづらい汚れは住宅⽤中性洗剤を付けたスポンジでこすり落としてください。
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浴室床‧浴室壁
メンテナンス⽅法
- ⽔を掛け浴室⽤中性洗剤を使⽤してブラシでこすり洗いをした後、充分に⽔洗いをしてください。
- 濃⾊の床タイルの場合は⽔が残らないように布で拭き取るなどしてください。
- ⽬地にカビが付着した場合は、カビ取り剤を掛けて5〜10分放置し⻭ブラシなどでこすって落としてください。
注意事項
- カビ取り剤を使うときは充分換気してください。
- 塩素系漂⽩剤やカビ取り剤と酸素系漂⽩剤は⼀緒に使⽤しないでください。各洗剤の使⽤上の注意をよく読んで正しく使⽤してください。
- 研磨材⼊りのスポンジは使⽤しないでください。
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キッチンバック
メンテナンス⽅法
- 油汚れはレンジ⽤洗剤を付けた布⼱などで拭き取ってください。
- ⽬地に染み込んだ汚れは薄めた塩素系漂⽩剤を付けた布⼱などで叩くようにして拭き取ってください。
注意事項
- 漂⽩剤を使⽤する際は充分換気してください。
- 塩素系漂⽩剤と酸素系漂⽩剤は⼀緒に使⽤しないでください。各洗剤の使⽤上の注意をよく読んで正しく使⽤してください。
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住宅外装壁
メンテナンス⽅法
- ⽔を掛け布や柔らかいブラシでこすり洗いをしてください。その後充分に⽔洗いをしてください。
- 落ちづらい汚れは中性洗剤を使⽤し、上記の要領で洗浄してください。
注意事項
- ⾦属たわし、⾦属ブラシなどの硬いものは使⽤しないでください。
- シンナー、塩素系洗剤などの薬品は使⽤しないでください。
- ⾼圧洗浄機(家庭⽤を含む)の使⽤は⽬地破損の原因となる場合がありますのでご注意ください。
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屋外床
メンテナンス⽅法
- ほうきなどで掃き掃除をしてください。
- 部分的な泥汚れは⽔を掛け、デッキブラシなどで洗い流してください。
- 広範囲の汚れの場合は⽔を掛け、ナイロンブラシを装着したポリッシャーなどで洗浄してください。
- 落ちづらい汚れは中性洗剤を使⽤し、上記の要領で洗浄してください。
注意事項
- 洗浄の後は汚染⽔をきれいに拭き取ってください。放置すると再汚染の原因となります。
- 電動ポリッシャーで清掃する場合は研磨粒⼦⼊りのパッドやブラシは使⽤しないでください。タイル表⾯が摩耗して滑りやすくなります。

注意
- ・各洗剤の使⽤上の注意をよく読んで正しく使⽤してください。また、必要に応じて保護具(眼鏡、マスク、ゴム⼿袋など)を着⽤してください。
- ・酸性フッ化アンモニウムは劇薬です。取り扱いに充分な注意が必要なため、専⾨家に依頼してください。
- ・希塩酸やシュウ酸、強酸性洗剤と塩素系漂⽩剤やカビ取り剤などを同時に使⽤しないでください。有毒ガスが発⽣します。
- ・強酸洗剤や希塩酸、シュウ酸を使⽤する場合は、⽔栓⾦具などの⾦属製品に掛からないように注意してください。錆びる恐れがあります。また、⽬地が侵される恐れがあるため、洗浄前に⽬地部分を充分
⽔で湿し、洗剤などが掛からないようにしてください。
- ・有機溶剤を使⽤する場合は⽕気に注意し、充分な換気を⾏ってください。
- ・塩素系漂⽩剤、カビ取り剤を使⽤する場合は、充分な換気を⾏ってください。
- ・洗浄後は充分な⽔を流し、洗剤成分が残らないようにしてください。
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大気中の汚れやシーリング材が雨スジ状に付着した汚れ
- 大気中の汚れやシーリング材が雨スジ状に付着した汚れ埃、排気ガス、煤煙などの汚れが壁面に付着し、雨水の流れる箇所に集中して筋状に残る汚れで水洗いや拭き取りのみで除去できる。また、排気ガス等の油性成分を含む汚れの場合は、中性洗剤などを併用する。
- サッシ回りなどのシリコーンシーリング材に含まれる低分子量成分が、雨水などによって周辺に溶出・拡散し、大気中の塵埃が付着して汚れとなったり、それ自体が汚れとなったりする。洗浄は中性洗剤を用いてこすり洗いすることで除去できるが、再発する場合がある。
- B
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炭酸カルシウム等が付着した汚れ
- この炭酸カルシウムはモルタル、コンクリートの、硬化反応に伴って発生する。多くのものは白華と考えられる。白華の除去には「アクトル」をお使いください。「アクトル」については弊社各営業所にお問い合わせください。
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無水けい酸が付着固化した汚れ
- セメントや大気中に含まれる無水けい酸、炭酸塩、硫酸塩がタイル表面に付着するとそれ自体は透明だが、光の干渉によって、油膜のような虹色に見える「虹彩現象」が発生する。この内、炭酸塩と硫酸塩は、水洗いや希塩酸による洗いで除去できるが、無水けい酸については除去が困難な場合が多い。この種の汚れは、どんなタイルにも発生するが、特に金属光沢のラスタータイルや濃色系のタイルで目立ちやすい傾向がある。